2018年09月28日

質の高い親子の会話でコミュニケーションの基盤を作る

コミュニケーション能力を高めるためには

質の高い親子の会話

をしましょう。

難しいことではありません。「よくない会話」をやめて、「いい会話」を増やせばいいのです。

よくない会話とは
まずは、「人の悪口や誹謗中傷」です。
以前に書きましたが、これは『親から子へのかくれたカリキュラム』です。

子どもの友達や先生の悪口 → 友達や先生は悪い人だ
社会への不満 → こんな世の中に生きている意味はない

こういう価値を植え付けてしまう可能性もあります。

もう一つは「閉じた質問」です。
分かりやすく言うと、「はい/いいえ」で答えられる質問です。

これらをまずやめましょう。

そして、「いい会話」をしましょう。

① 子どもに関わる問題について親子で考える
     
学校での出来事、友達とのトラブルなどについて、親子で考えを出してみましょう。
気を付けなければいけないのは、断定的な言い方をしないことです。

② 世の中のことを親子で話す

テレビを見ながらでも構いません。世の中で起きている出来事について感じていることや考えを話し合ってみましょう。

③ 将来のことを親子で話す

親のこれからのこと、たとえば、生き方、老後、趣味、自らのコミュニティなどを子どもに話しましょう。
子どもには、夢、職業、やりたいことなど、将来のことを話させるといいですね。

いずれも、大切なのは「傾聴」です。
しっかり聞くことで、子どもは安心して「伝える」ことができるのです。

こうして家庭で身に付けた「コミュニケーション能力」は、学校や社会で更に磨かれていくのです。









  


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2018年09月24日

自己開示できることが、コミュニケーション能力の基盤になる

コミュニケーション能力を高めるために家庭でできることを書いてきました。

ここまでのことをおさらいすると
「親が子どもの話をしっかり聞くことで、傾聴する力が付く」
「子どもに最後まで話させることで、伝える力が付く」

ということでした。

このようにして、自由に話ができるのは信頼関係が生まれるからです。
親子とはいえ、真の信頼関係がなければ、子どもは話をしません。

自分の殻に籠ってしまい、
自己開示できない子になってしまいます。

自己開示できないと社会生活に支障をきたす場合もあります。

そうならないためにも、親子間での信頼関係をしっかり築き、自己開示できる子にしたいものです。

その経験は、社会に出たとき、他者との関係を築くモデルになるのです。

スムーズな人間関係を築くツールとして「ジョハリの窓」というものがあります。



「自分が知っている/知らない」「他者が知っている/知らない」
という4つのエリアを自覚します。

「自己開示」ができると、「解放の窓」が下方に広がります。
また、相手のフィードバックを受け入れられると、「解放の窓」が右方に広がります。



こうして、「解放の窓」が広がることで、他者との良好な信頼関係を築くことができるのです。

これがコミュニケーション能力の基盤になるのです。

  


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2018年09月18日

男の子はカブトムシだと思って育てる

前回、前々回とお母さんとお子さんのことを書きましたので、少しだけ「親子関係」についてお伝えします。

男の子の子育てに悩んでいるお母さんに、花まる学習会の高濱正伸さんは、このようにおっしゃっています。

「男の子の子育ては、カブトムシを育てるようなものだ。」


と。要するに、お母さんにとって男の子は別の生き物なのです。だから、自分(女性)の子どもの頃と比較することなどできないのです。だから、うまくいかなくて当たり前なのです。それぐらいのおおらかな気持ちで育てることが肝心だともおっしゃっています。



また、男の子は「お母さんが一番好き」なのです。
だから、

「お母さんは、あなたのことを大切に思っているよ。」
「あなたが◯◯をしてくれて、お母さんはうれしいわ。」

というLOVEメッセージを伝えるとよいと思います。

さて、女の子です。
女の子は「カエル」です。10歳までは「おたまじゃくし」ですが、やがてお母さんと同じ「カエル」になるのです。



立派な大人の女として扱うタイミングの見極めが重要です。

また、女の子は「お母さんが人生モデル」なのです。
お母さんのようになりたいと思うが故に、お母さんと同じ言動をします。

それが時に、うっとうしく見えたり、ライバルに見えたりします。
お母さんも越えてきた道です。子どもの姿は映し鏡だと思い、内省しつつも、温かく見守りましょう。
  


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2018年09月13日

「しっかり話ができる子」に育てるために、これだけはやってほしいこと

前回は「聞くこと」についてお伝えしましたので、今回は「話すこと」です。

お母さんとお子さんの会話で意識してほしいことを1つだけお伝えします。
それは、

お子さんがつたえることを【最後まで話させる】ことです。

こういうケースはありませんか?

子 「お母さん、弁当!」
     → 母 「弁当がいるの? いついるの?」
     → 母 「お母さんは弁当じゃないわよ!」

子 「それ、取って!」
     → 母 「それって何?」
     → 母 「必要なら、自分で取りなさい!」

日本人は忖度が得意な人種ですから、最後まで話さなくても意味はほぼ伝わります。
しかしそれでは、グローバル化した社会を生き抜くコミュニケーション能力は高まりません。

お子さんが曖昧な言葉で伝えてきたときには、きちんと言い直させるようにしましょう。
「お母さん、明日お弁当が必要なので、作ってくれる?」
「丸付けするから、机の上にある赤ペン取ってくれる?」


先ほどの場合、お母さんはユーモアで返すといいかもしれません。
子 「お母さん、弁当!」
母 「お母さんは弁当ちゃうで~~。でも、弁当やったら何弁当かな?のり弁当に見える?それとも唐揚げ弁当かしら。」


冗談はさておき、まとめると、
コミュニケーションで大切なことは、相手に分かるように伝えることです。
そのためには、言葉を大切に使う習慣を付けさせましょう。



  


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2018年09月10日

「人の話が聞ける子」に育てるために、お母さんがするたった2つのこと

コミュニケーション能力を高めるためには、「相手の話をしっかり聞いて、相手の気持ちを考えながら会話をすること」が大切です。

そこで、お母さんとお子さんの会話で大切にしてほしいことは、

「人の話を聞ける」ようにすることです。

そのために、お母さんがすることは2つです。
1つは、「お母さんがお子さんの話をしっかり聞くこと」です。

「あとで聞くから・・・」と話を途中で遮ったり、最後まで聞かないで返答したりしていませんか?
これは、「かくれたカリキュラム」といって、お母さんが意図していなくても、お子さんに身に付いてしまう「負の学び」になります。

〈事実〉 お母さんは自分の話をちゃんと聞いてくれない。
        ↓
《かくれたカリキュラム》  人の話はちゃんと聞かなくていい。


という負の学びを獲得してしまうのです。
ですから、「人の話を聞ける子」に育てるためには、お母さんが、お子さんの目を見て、しっかり話を聞くことが大切なのです。



もう1つは、お子さんに「絶え間なく注意をしないこと」です。

次から次へ注意したり、「早くしなさい」と催促したりしていませんか?
これもかくれたカリキュラムです。

〈事実〉 お母さんがガミガミ注意ばかりする。
        ↓
《かくれたカリキュラム》  1つ1つの内容は大したことないから、聞き流れせばいい。

という負の学びを獲得します。
お母さんの話が命令や注意ばかりならば、お子さんは言葉に魅力を感じなくなります。

お子さんのコミュニケーション能力を高めるためには、
お母さんは、「よい聞き手・よい話し手」の手本になりましょう。  


Posted by nori910 at 09:51Comments(0)

2018年09月06日

コミュニケーションの基盤は母子の対話

関西地方の台風被害、北海道の地震被害
大丈夫でしたでしょうか?

さて、今回は「コミュニケーション能力」についてです。

「いかにコミュニケーションがうまく取れるか」
ということは、学校や社会で生活していく上で必要なスキルです。

職業選択においても同様です。
野村総研の調査で、新卒採用者に求めるスキルのダントツ1位は

「コミュニケーション能力」

です。



コミュニケーション能力の基盤になるのは、「親子の対話」です。

先日、電車の中で次のような光景を目にしました。

ベビーカーに乗せた赤ちゃんと3歳ぐらいの女の子を連れた夫婦が乗ってきました。
女の子と母親は優先席に座り、父親は立ってスマホをし続けています。
ベビーカーの赤ちゃんはご機嫌なのか、「あぁ~~うぅ~~~」とお話をしています。
それでも、父親はもちろん、母親も知らぬ顔。
そのうち、女の子が歌い始めます。
それでも、両親はスマホを見ながら二人で何やら相談をしています。


こういう光景が不思議ではない時代なのでしょうか。
私は違和感を感じました。

赤ちゃんが話をし出したら、「電車速いね~~。」「たくさん人が乗ってるね。」と話しかけないのでしょうか。
女の子が歌い出したら、「電車はみんなが乗るものだから、歌を歌ってはいけませんよ。」と諭さないのでしょうか。

私は親子の対話が、子供のコミュニケーション能力の基盤だと思っています。
特に、乳幼児期の母子の対話が重要だと思っています。

笑顔で応える赤ちゃんに話しかけている母親の姿を見ると、ホッとします。


  


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2018年09月01日

お子さんの「よいところ」をいくつ言えますか?

前回のブログでは、「人間関係形成・社会形成能力」とは何かをお伝えしました。

では、どうすれば、その能力が身に付くのでしょうか。

「人間関係形成・社会形成能力」を2つに分けて考えることにします。
1つは「自他の理解能力」です。もう1つは「コミュニケーション能力」です。

今回は、「自他の理解能力」についてです。

ざっくりいうと、「自分や他者を知ること」です。
これは将来、「自己の職業的な能力・適正を理解する」ことにつながります。

要するに、自分に合った仕事を見つけることができる力なのです。
自分に合った仕事をすることは、「自分でメシが食えること」に直結します。

「自分や他者を知る」ために、低・中・高学年に分けてお伝えします。

《小学校低学年》
◯自分の好きなことや嫌いなことをはっきり言う。
◯友達と仲よく遊び、助け合う。
◯お世話になった人に感謝する。

《小学校中学年》
◯自分のよいところを見つける。
◯友達のよいところを認め、励まし合う。
◯自分の生活を支えている人に感謝する。


《小学校高学年》
◯自分の長所や欠点に気づき、自分らしさを発揮する。
◯話合いなどに積極的に参加し、自分と異なる意見も理解する。


大切なことは、

自分のよいところを見つけて、それを自分で言える

ことです。このことが「人間関係形成能力」の基盤になると私は考えます。

また、「自分にはよいところがある」と知ることで、自己肯定感も高まります。

そこでタイトルに戻ります。

「あたなは、お子さんのよいところをいくつ言えますか?」

親が我が子のよいところを言えなければ、子供が自分のよいところを言えるわけはありません。

親が我が子のよいところを褒め、伸ばしてやることで、子供は自分のよいところに気付くのです。

「あなたのこんなところが、お母さんは素晴らしいと思うわよ。」
「◯◯なところは、あなたのよいところだよ。」

と伝えてあげることが大切です。

多少親バカなところがあってもよいかと思います。
ただし、過剰な自信ににならないように注意を払うことも必要です。

さぁ、お子さんのよいところ探しを始めてみましょう。

その前に、お父さん・お母さん自身のよいところを、夫婦で伝え合ってみませんか?



  


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