2018年01月31日

道徳は多面的・多角的である



しょっぱい卵焼きの話の続きです。

一郎さんの答えの背景には、どのような道徳的価値があるでしょうか。

「おいしい」「いい味だね」という答えの背景には《思いやり・親切》の気持ちがあるでしょう。

「弁当をつくってくれてありがとう」という《感謝の念》があったかもしれません。

一方、「しょっぱくて食べられない」と答えた人は《正直》を大切にしたのかもしれません。

このように、人は、問題場面に出合ったときに、様々な道徳的価値をもとに、多角的・多面的に考えて、その状況に相応しい答えを導き出します。

この正解のない課題に対応できる道徳的判断力も、子供たちに身につけさせなくてはいけません。  


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2018年01月30日

「ありがとう」「ごめんなさい」が言える子に育てる



少し話が逸れますが、当たり前のことが当たり前にできる子に育てたいと思うのです。

その一つが、「ありがとう」「ごめんなさい」です。

人に親切にしてもらったら、「ありがとう」
人に迷惑をかけたら、「ごめんなさい」

こんな常識的なことができない子が増えています。その原因は親です。そして、祖父母です。

「ありがとう」「ごめんなさい」が言えない子の親は、たいがい言えません。当たり前です。親の姿を見て、子どもは育つのですから。

いまさら、親を教育するわけにはいきませんから、子どもに教えていきましょう。自然に言えるようになるまで、何度でも。  


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2018年01月29日

身の回りには正解がないことだらけ



一郎さんはなんて答えればよかったのでしょう?

「おいしい。」「いい味だね。」
という答えは、ある意味、嘘を言っていることになります。

では、「おいしい。」「いい味だね。」という答えは不適切なのでしょうか?

「しょっぱくて食べられない。」と答えるのが正解でしょうか。

おそらく正解はないのです。
春子さんの性格や、一郎さんと春子さんのこれからのことを考えるなど、さまざまな状況や要因によって答えは変わります。

このように、世の中には正解が1つではないことがたくさんあるのです。

そうしたことを考える学習というのは、子供たちがいずれそういう場面に直面したときの判断力となるのです。
  


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2018年01月28日

道徳の授業も答えが1つではない問題



道徳の授業では、身の回りの問題を考えます。
私たちの身の回りには、答えが1つではない問題が少なくありません。

例えば次のような問題はどうでしょう。

今日は一郎さんと春子さんの初めてのデートです。二人はピクニックに行くことになりました。春子さんは朝早く起きてお弁当を作りました。おかずは卵焼きです。一生懸命に作りました。

さて当日のお昼、二人は弁当を開きました。一郎さんが卵焼きを一口食べてみると、「しょっぱい!」。どうやら塩加減を間違えたようです。

さて、一郎さんは春子さんに何と言ったらよいでしょうか?

「おいしいよ。」と言うでしょうか。あるいは、「少し塩が効いているけど、なかなかいい味だよ。」と言うでしょうか。それとも、「これはしょっぱくて食べられないよ。」と言うでしょうか。  


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2018年01月27日

学習ゲームで学力を付ける①



少し視点を変えて、子供たちの学力について書いていきます。
発展的な学力として、思考力・判断力・表現力を付けるために、よのなか科の授業が有効であることを、今まで述べてきました。

しかし、その基盤となる基礎学力が小学校のうちにしっかりと身についていなくてはなりません。

楽しく、そして、熱中して取り組み、学力がつくのが、『学習ゲーム』です。

それらを紹介したいと思います。
今回は、「漢字マッキーノ」です。わかりやすくいうと、漢字のビンゴです。

①3×3マスのビンゴ用紙を用意します。
②次回の小テスト(15問程度)に出題する漢字(熟語)を欄外に書いておきます。
③子どもたちはその漢字の中から9個を選んでマスに書きます。
④先生が9問読み上げたら終了
⑤最多列賞やゼロ列賞を与えます。
⑥小テストまでに数回行います。

こうやって楽しく漢字練習させることで、確実に漢字が書けるようになります。特に、漢字が嫌いな子には有効な手立てです。おうちでも取り組めます。

漢字を地図記号や化学記号に変えることも可能です。

  


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2018年01月26日

最北のボーリング場を救え!



前回の花屋業界を救うプラニングに習って、「正解のない問題」を作ってみました。

新聞記事は問題づくりに役立ちます。

「最北のボーリング場3月末閉鎖」
という、記事を見付けました。日本各地でボーリングブームが再燃しているようですが、地方のボーリング場は客足が途絶え、閑散としています。

そこで、
《最北のボーリング場を救えプロジェクト》
を考えるというお題を出します。

どうすれば、寂れたボーリング場に人が集まるようになるでしょうか?
  


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2018年01月25日

日テレ「正解のない問題」



「正解のない問題」と検索していたら、日テレで面白そうな番組を見付けました。

正解のない問題を出し、パネラーがアイディアをプレゼンするそうです。

そして、実際に検証するところがテレビ的で興味深いです。

この回のお題は
【何でもない日に花を買いたくなるアイディアを考える】
です。衰退している花屋業界を救うアイディアは出てくるのでしょうか。



これも、よのなか科の授業と言ってもいいと思います。

私のアイディアは、あるかわかりませんが、「今日の花言葉」を提示すると、花を買う行為が特別になるのではないか、と思います。

皆さんなら、どんな納得解をプレゼンしますか?  


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2018年01月24日

正解のある問題 正解のない問題



よのなかには正解のある問題とない問題があります。
子供たちが小学校で学ぶことは、正解がある問題がほとんどです。それは、定期考査や入試があるからです。

しかし、大学入試も変わりつつあります。これからは知識だけを問う入試は、なくなっていくかもしれません。

さて、子供たちが社会に出ると、正解のない問題ばかりです。

○はたしてこの会社に入るべきか
○子供を入学させる学校はここでいいか
○家を建てる場所はここでいいか
などなど。

会社に勤めれば、
「今までにないものを生み出す」とか
「新しい企画を考える」といった問題に直面します。

そこで、いかに皆の納得を得る答えを出せるか、ということが社会人に求められるのです。

ですから、小中学校や高校で、こうしたモノの見方•考え方を育てなくてはならないのです。  


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2018年01月23日

安い農産物が日本に入ってくるのはいいことか?



昨日のブログの答えです。
一番自給率が低いのは、納豆(大豆)で8%です。
続いてカニの27%、サーモンの29%です。

小学生であれば、こうして食料自給率を考えることから、日本の農林水産業に発展させていくことができます。

和食と言われる「天ぷらそば」の自給率は20%とも言われており、和食ですら、輸入に頼らなくてはならない現状はどうしてか?ということか、貿易、流通、商業などについて、かんがえることもできます。

さらに、TPPによる自由貿易により、日本に安い食品が入ってくることは、いいことなのか?よくないことなのか?
実は、よくわからないことなんだけど、自分のこととして、小中学生の今の身の丈で議論し合うということは、とても大切なことなのです。  


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2018年01月22日

にぎり寿司から自給率を考える



藤原先生が乃木坂46と行ったよのなか科の授業です。

にぎり寿司のネタの自給率を考えることから、TPPに参加し自由貿易を選ぶか、保護貿易を選ぶかを考えさせる授業です。

さまざまな立場によって、TPPに賛成するか、反対するかが変わります。そしてこれも、どちらが正解という答えのない問題です。

ちなみに、自給率が高いのは、シャリ(米)が100%、ホタテが101%、のりが95%です。

では、自給率の低い寿司ネタはどれでしょうか?  


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