2018年10月30日

キャリアプランニング能力って、どういう能力?

「自分でメシが食える」子に育てるためのスキル~その15~

①人間関係形成・社会形成能力
②自己理解・自己管理能力
③課題対応能力
④キャリアプランニング能力

4つ目のスキル「キャリアプランニング能力」です。

文科省は

「働くこと」の意義を理解し、自らが果たすべき様々な立場や役割との関連を踏まえて「働くこと」を位置付け、多様な生き方に関する様々な情報を適切に取捨、選択、活用しながら、自ら主体的に判断してキャリアを形成していく力

と定義しています。
一読して何を言っているのか分からないのは、私だけではないはずです。

伝わらなきゃ困るんですけどね、文科省!

いくつかに分けて読み解くと

◯「働くこと」の意義を理解する
◯立場や役割を理解しよう
◯多様性を理解しよう
◯将来の設計をしよう


ということのようです。

そこで

①「働くこと」「学ぶこと」の意義を考える力
②立場や役割を理解する力
③多様性を理解する力
④将来を設計する力


に分けて、フカボリしていきたいと思います。

「何のために働くのか?」
「どうして勉強するの?」
と聞かれたら、あなたはお子さんに何と答えますか?


次回、一緒に考えていきましょう!


  


Posted by nori910 at 22:15Comments(0)

2018年10月23日

工夫する脳に鍛えていく

「自分でメシが食える」子に育てるためのスキル~その14~

①人間関係形成・社会形成能力
②自己理解・自己管理能力
③課題対応能力
④キャリアプランニング能力

課題対応能力を構成する3つ目のスキルは

何かをやるときに、どうやったらうまくいくか、考えて進める力

です。

効率的に仕事をすることが大切なことは、大人である我々は身をもって知っていることです。

理系の仕事に興味がある子には、
◯どうすればうまくいくか。
◯工夫して改良できるところはないか。

と考えることが必要でしょう。

また、文系の仕事に興味がある子には、
◯能率的に仕事をこなすにはどうすればいいか。
◯正確な仕事をするために工夫できることはないか。

と考えることが必要になってきます。

お子さんの脳をこういうことを考える脳にすることが、「メシが食える大人」になることなのです。

子どもが答えを出す前に
「こうすればいい!」
と手や口を出していませんか?

大人にとって、子どもの活動はもどかしいものです。
ついつい口をはさんでしまいがちです。
でも、それでは子どもが自分で考えるチャンスを奪ってしまいます。

昔の子どもは、自分で考え、工夫しないと
楽しく遊べない遊びがたくさんありました。
そういう遊びを通じで、「工夫する」ことを学んでいきました。

しかし、今は、世の中が便利になりすぎて
工夫する必要がなくなってきています。

ですから、口を出さなすぎも、よくありません。

ほどよく、子どもに関わり


どうすれば、より良い方法か

ということをお子さんと考える機会を意図的に作りましょう。




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Posted by nori910 at 12:44Comments(0)

2018年10月19日

失敗をチャンスに変えられる子に育てよう!

「自分でメシが食える」子に育てるためのスキル~その13~

①人間関係形成・社会形成能力
②自己理解・自己管理能力
③課題対応能力
④キャリアプランニング能力

課題対応能力を構成する2つ目のスキルは

何か問題が起きたとき、次に起こらないように、何をすればいいかを考える力

です。

大人が仕事をしていく上で、うまくいかないことは山ほどあります。
そういうとき

どうすれば、次はうまくいくか

を考えるはずです。
ですから、子どもも同じです。

失敗したことから学ばせる

ようにしたらいいのです。
「だから、ダメって言ったじゃない。」
「いつもあなたはしっぱいばっかり。」

と、つい責めるような言葉を使っていませんか?



こういう言葉は、
子どものキャリア発達を阻害するだけでなく、
自己肯定感も下げてしまいます。

「僕はいつも失敗ばっかり…。」
「私は何をやってもダメだ…。」

という自信のない子に育つかもしれません。

会社でもそうですよね。
新人のうちは慣れなくてうまくいかないことが多いけど
改善しながら仕事を覚えていきますよね。

最初から叱られっぱなしでは
やる気がなくなります。
子どもも同じです。

失敗は学ぶチャンス


と考えましょう。

たくさん失敗して、たくさん考えた子は
改善のスキルも
失敗しないスキル

もっている子なのです。



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Posted by nori910 at 06:17Comments(0)

2018年10月15日

親子で「はてな」を探し合いましょう!

「自分でメシが食える」子に育てるためのスキル~その12~

①人間関係形成・社会形成能力
②自己理解・自己管理能力
③課題対応能力
④キャリアプランニング能力

今回から

③課題対応能力

についてフカボリしていきます。

「課題対応能力」とは、

仕事をする上での様々な課題を発見・分析し、適切な計画を立ててその課題を処理し、解決することができる力

と定義されています。

分かりやすく言い換えると、

従来の考え方や方法にとらわれずに、物事を前に進めていくために必要な力

ということです。

この能力を構成するスキルの1つが

「わからないこと」「知りたいこと」があったら、自分から進んで調べたり聞いたりする力

です。

子どもはもともと知的好奇心が旺盛です。
小さい頃、「なんで?」「どうして?」を連発しませんでしたか?

それに対して、きちんと答えてあげたり、一緒に調べたりしたことが
やがて、自分で調べる力につながっていくのです。

小学生のお子さんをお持ちの方が、今からできることは、

①「はてな?」を考える習慣をつける。
②調べるためのツールを与える。
③好奇心が膨らむ場所に連れていく。

などです。

①の「はてな?」ついて説明します。
例えば、机の上に鉛筆があるとします。

「この鉛筆を見て、はてなを10個みつけよう!」

と言って、親子で交互に言っていくのです。

・鉛筆は何で六角形なのか?
・鉛筆の芯は何でできているのか?
・鉛筆を最初に作ったのは誰か?
・鉛筆に書いてある英語はなんて書いてあるのか?
  など

この「はてな探し」はモノを変えれば、いくらでもできます。

②のツールです。
「辞典」をさりげなくリビングに置いてみましょう。
大切なのは「さりげなく」です。
「ほれ、買ってきたぞ!読め読め」
と言われたら、かえって読みません。
何かちょっとした時間に、パラパラめくるだけでいいのです。
興味をもつジャンルが見つかれば、時間を忘れて読みふけります。

③の場所です。
「博物館」「科学館」「美術館」に親子で行きましょう。
そして、親子で一緒に楽しむのが大事です。
恐竜好きなお父さんが息子に熱く語ったり
母娘で絵画鑑賞をしたりすると
親子関係も良好になりますし
子どもの好奇心も高まります。

「疑問をもつ」
「それを調べる」


これは仕事をする上で重要なスキルです。



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Posted by nori910 at 22:21Comments(0)

2018年10月14日

ストレスが子どもをダメにする

「ストレス」という言葉が一般に定着したのは
バブル期の1980年代だそうです。
森高千里が「ザ・ストレス」という曲を発表したのが1989年でした。
その頃から、社会人はストレスが溜まってきたのでしょうか。



しかし、子どもが「ストレス」なんて言葉を口にすれば

子どもがストレスが溜まるなんて言うんじゃない!

と言われました。
時代が進み、今では「ストレスマネジメント教育」という言葉も出てきています。

大人もストレスが溜まりますが、子供のストレスも見逃せません。
学校での人間関係に悩んだり、上手くいかない・自分の思い通りにならないことにストレスを感じたり・・・

子どもは大人に比べて、まだ自分の感情をはっきりと理解できていないから、
余計にモヤモヤとした感覚をやり過ごして、
ストレスを抑圧していることも。うまく解消できずに抑え込んだ感情は、
謎の問題行動の原因になってしまうこともあります。

そこで、

ストレスと上手に付き合う方法

を早くから知っておきましょう。

将来、大きなストレスにぶつかった時、余裕をもってやり過ごすことができます。

人生に困難はつきもの。
自分の身を守るスキルとして、ストレスと付き合う方法を学ぶことで
キャリア形成が図られるのです。

そして大切なことは、
親がストレスを溜めないことが大切です。

子どものストレスマネジメントの本が出ています。参考にしてみてはいかがでしょうか。



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Posted by nori910 at 12:00Comments(0)

2018年10月12日

子どもの忍耐力は、親の忍耐力の映し鏡

子ども達が生活している「学校」や
そして、将来生きていく「社会」には
自分の思い通りにならないこと
ときには、理不尽なことがたくさんあります。

それを乗り越えていくスキルとして

忍耐力

が必要です。
ここで言うのは、何が何でも我慢しろということではありません。

「途中で投げ出さずに続ける」
「困難を乗り越える」
といった意味の忍耐力
です。

子ども達の行動の先には、うまくいかないことの連続です。
「積み木をしていたら、弟が壊した」
「班長に立候補したのに、なれなかった」
「ブランコに乗りたいのに、友達が代わってくれない」
こういった場面をうまく乗り越えることで、忍耐力がつきます。

そして、忍耐力のロールモデルは、なんといっても「親」です。

子どもに忍耐力を教えるために最も必要なことは【親の忍耐力】です。

一生懸命に取り組む親の姿勢を、子どもはしっかり見ています。
子どもは、親の背中を見て育ちます。
親が何に対しても、忍耐力を持って取り組んでいると、おのずと子どももそれに習うでしょう。
親が飽きっぽい・忍耐力がない場合、子どもに忍耐力を培わせることは困難かも知れません。

次のような経験はないですか?

◯いつまでものんびりしている子に、「早くしなさい!」と急かす。
◯食べ物をこぼしてしたとき、「なんでちゃんと飲めないの?」と叱る。


子どもがすることに対し、忍耐力を持って接しなければ、子どもの忍耐力を育むことはできません。
片づけやお手伝いをさせる場面でも、同様です。時間がかかってしまうから、最終的には親がさっさとしてしまう部分も、忍耐をもって見守ってあげます。

「早く!」「ちゃんと!」は、NGワード

だと思った方がいいです。
子どもなんですから、「早くできなくて当たり前」「ちゃんとできなくて当たり前」だと考え
親がどかっと構えておけば、お子さんに忍耐力は身に付くでしょう。



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Posted by nori910 at 21:09Comments(0)

2018年10月10日

自己の役割理解にも、ナナメの関係が必要

「自分でメシが食える」子に育てるためのスキル~その9~

①人間関係形成・社会形成能力
②自己理解・自己管理能力
③課題対応能力
④キャリアプランニング能力

「自己理解・自己管理能力」を構成するスキルについて、細かく見ていきます。
1つ目のスキルは

自己の役割の理解

です。「自分ができること」「意義を感じること」「自分がしたいこと」について、肯定的な理解をすることは、自分の将来の姿や価値観、職業観を育む上で大切なことです。

これらを育むのは、学校よりも、家庭や地域の役割が大きいと思います。

なぜなら、将来像や価値観・職業観は、実際に自分が触れたものから発展することが多いからです。

学校には、将来のロールモデルになる大人(他者)はそれほどいません。

ですから、学校以外で「多種多様なロールモデル」に触れる機会が必要になってくるのです。

もう1つのスキルは

自己の動機付け

です。これも先ほどのスキルと同様に、子どもに関わる大人から刺激を受けるものです。

そこで、家庭でできることは

子どもにとってのナナメの関係を多く作る

ことです。これは以前も書きましたが、子どもにとって「ナナメの関係」は重要な意味をもちます。



「近所に住んでいるおじさん」
「お父さんの会社の同僚」
など、縦でも横でもない関係に、子ども達は影響されることが大きいです。

話題になった小説&漫画「君たちはどう生きるか」でも
主人公のコペル君が、おじさんの影響を大きく受けます。



発達段階に応じて、自分でナナメの関係を求めることができるようになりますが、小学生のうちは、親が意図的にナナメの関係の人に触れさせることも大切だと思います。

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Posted by nori910 at 12:56Comments(0)

2018年10月05日

「やればできる」と考えて行動できる子~自己効用感~

「自分でメシが食える」大人になるための能力は

①人間関係形成・社会形成能力
②自己理解・自己管理能力
③課題対応能力
④キャリアプランニング能力


の4つです。今回は

②自己理解・自己管理能力

についてフカボリしていきます。

「自己理解・自己管理能力」とは、

自分が「できること」「意義を感じること」「したいこと」について、社会との相互関係を保ちつつ、今後の自分自身の可能性を含めた肯定的な理解に基づき主体的に行動すると同時に、自らの思考や感情を律し、かつ、今後の成長のために進んで学ぼうとする力

と定義されています。

こういう定義って難しいですよね。ざっくり言うと、

「やればできる」と考えて行動できる力

です。

この能力の構成する要素としては

◯自己の役割の理解、自己の動機づけ
◯忍耐力、ストレスマネジメント
◯前向きに考える力、主体的行動


があります。



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Posted by nori910 at 16:55Comments(0)

2018年10月01日

「チームワーク」「リーダーシップ」が培われる体験をさせよう!

「自分でメシが食える大人」にするための4つの基礎的・汎用的能力の1つである「人間関係形成・社会形成能力」について、家庭でできることを述べてきました。

おさらいします。
①自分のよいところを見つけて、それを自分で言えるようにしよう
②人の話を聞けるようにしよう
③しっかり話ができるようにしよう
④自己開示ができるようにしよう
⑤親子で質の高い会話をしよう

でした。

今回が最後です。

⑥チームワークやリーダーシップを身に付けよう

です。
子どもを取り巻く環境は、「家庭」→「学校」→「社会」と広がっていきます。
そして、関わり合う人の数や質も広がっていきます。

私は新入生の保護者説明会で、「学校は、友達や集団とうまくいかないことに対して、どう折り合いをつけるかを学ぶところです。」と話をしていました。

社会に出ると、自分の思い通りにならないことばかりです。
大人は、それに対して折り合いを付けながら生きています。

「自分でメシが食える」ようになるためには、社会と関わり合って生きていくことが必要です。

そのために必要なスキルが

「チームワーク」「リーダーシップ」

です。周りとうまく関わるために「チームワーク」が必要なのはご理解いただけると思います。
リーダーにならないから「リーダーシップ」はいらないと思うかもしれません。
しかし、人は、おかれた環境の中で上の立場になることは必ずあります。
また、積極的に他者と関わるときにも、リーダーシップは必要です。

さて、「チームワーク」「リーダーシップ」はどのように身に付ければいいのでしょうか。

ひと昔前は、公園や広場に行けば、学年・年齢問わず、遊びの輪がありました。
その輪には、ルールがあり、ボスという名のリーダーがいて、フォロワーシップも学びました。

しかし、今ではそのような集団は少なくなりました。そこで、

子ども達だけで運営する集団に参加させましょう。

スポーツ少年団や趣味の同好会などに参加するのもいいでしょう。
子ども会で主催しているサマーキャンプのようなイベントに参加させるのもいいでしょう。

こうした集団では、自分の思い通りにならないことがほとんどです。
そういう経験をとおして、「チームワーク」「リーダーシップ」が培われていくのです。



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Posted by nori910 at 20:31Comments(0)