2018年03月19日
思考力を高める親子の会話
思考力を高める親子の会話の実際です。
例えば、子供が抽象的な話をしてきたとき、話の内容をいかに具体的にもっていくかは、聞き手の親次第です。
子:「今日、学校が面白くなかった!」
親:「そう、面白くなかったの。例えばどういうところが?」
子:「算数が難しいことばかりでよく分からなかったかな〜。」
親:「そうなの。他に何か面白くないことはあった?」
子:「ん~、小テストで点数が………。」
親:「悪かったのね。」
子:「うん……。」
親:「どうしてそうなっちゃたんだろう?」
子:「遊んでばかりいたからかな。」
親:「じゃ、これからはどうしたらいいの?」
子:「勉強をしっかりやろうと思う。」
子供の思いを引き出したり、これからどうするかという行動を言わせたりする会話をすることで、子供の思考力は高まります。
ちなみに、悪い例も紹介します。
子:「今日、学校が面白くなかった!」
親:「そうなの?それより、宿題やった?」
子:「今やろうと思ったのに……。」
子:「今日、学校が面白くなかった!」
親:「ふ〜ん。そんな日もあるよ。」
子:「………」
子:「今日、学校が面白くなかった!」
親:「また○○ちゃんに嫌なことされたの!?」
子:「(そうじゃないんだけど……)あ、うん。」
論理的な思考を付けるための親の話しかけ方について、少しは分かっていただけたでしょうか?
Posted by nori910 at
20:25
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