2018年03月05日
議論する道徳を、じっくり議論させたい
小学校では4月から道徳が教科になります。
教科になって変わることは、
①教科書を使うこと
②評価があること
です。
今までは、副読本や「わたしたちの道徳」などを使って学習をしてきましたが、検定の教科書が無償で配付され、それを使って学びます。
評価については、通知票に記載されることになります。今のところ、文章表記のようです。毎学期か、学年の終わりのみかは未定です。
そして、一番大きく変わるのは、《読み物道徳》から《考え議論する道徳》への転換です。
今までは、物語の主人公の心情を追っていく授業展開でした。これからは、物語から早めに離れ、自分ごととして、道徳的な問題を考え、友達と議論して考えを深めたり、多角的多面的に物事を見たりします。
それには、じっくり時間をかけたいところです。しかし、学校の授業では時間の制限があり、議論が深まりません。
時間をあまり意識せず、じっくり考え、しっかり議論させ、道徳性を高めていければ、豊かな心が育まれるのだと思います。
Posted by nori910 at 20:04│Comments(0)