2018年01月15日
聞き書きすることで、聞く力が伸びる
きちんと聞くためには、聞いたことを要約して書くことが必要です。
学校の授業の先生の話や、講習会での講師の話など、私たちは、人の話の大事なことをメモすることが多いです。
そういう力を付けるためには、どうすればいいのでしょうか。
このような取組をしている学級もあります。
明日の持ち物は何かを、子供たちに連絡帳に書かせるのです。それも、先生が口頭で話をして、きいたままを書かせるのです。いわゆる、聞き書きです。
担任の先生は、子供が書けるスピードで、はっきり一度だけ言います。
「○も(丸の中に『も』と書く。持ち物のこと)、のり、はさみ、おりがみ10まい。」
「○し(宿題のこと)、お母さんへのインタビュー」
というふうに書かせることで、正確に聞いて書く習慣が付きます。
家でも同じことができます。例えば、「お使いを頼むとき」「お母さんが帰るまでにしておいてほしいことの伝言」など、口で言って、メモを取らせると、聞き書きの力が付きます。
Posted by nori910 at 20:02│Comments(0)