2018年08月14日

「自分でメシが食える大人」について再考

「自分でメシが食える大人」について、もう少し考えてみます。

中教審(中央教育審議会)の答申において、
◯「学校から社会・職業への移行」が円滑に行われていない。
「社会的・職業的自立」に向けて、様々な課題が見られる。
と指摘されています。

この「社会的・職業的自立」こそが、「自分でメシが食える」ことなのです。

高校を卒業する18歳までに、生涯にわたる多様なキャリア形成に共通して必要な能力や態度が身に付いていなければ、「自分でメシを食う」ことが難しくなります。

その能力について、文科省は2004年に「4領域8能力」を、2011年には、4つの「基礎的・汎用的能力」を示しました。

①人間関係形成・社会形成能力
②自己理解・自己管理能力
③課題対応能力
④キャリアプランニング能力


この4つの能力を、小学校から高校の各発達段階で、獲得することで、「自分でメシが食える」大人になるのです。

言い換えると、これらの能力を、小・中・高の12年間で、我が子に確実に身に付けさせることが、親や教師のつとめなのです。



具体的な例を1つ挙げます。

「『自分にはどんな能力や適性があり、どんな仕事に向いているか。』という職業を選択する力を身に付ける。」ことができる力を18歳のゴールとします。
その力を獲得するために、

小学校低学年 → 自分の好きなことや嫌いなことをはっきり言う。
小学校中学年 → 自分の良いところを見つける。
小学校高学年 → 自分の長所や欠点に気付き、自分らしさを発揮する。
中学校      → 自分の良さや個性が分かり、他者の良さや感情を理解し、尊重する。
高等学校    → 自己の職業的な能力・適正を理解し、それを受け入れて伸ばそうとする。


というように、その力をその時期に身に付けることで、18歳のゴールで獲得すべき力になるのです。

繰り返し言いますが、
「自分でメシが食える大人」とは、これらの「基礎的・汎用的能力」が確実に身に付いている大人なのです。

それを実現するのために、「キャリア教育」が大切です。



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