2018年08月09日

何もしなければ、「自分でメシが食える大人」にはなりません!

このブログのタイトルに、「自分でメシが食える大人」と書きました。
これは花まる学習会の高濱氏がよく使っておられる言葉です。それを私なりに解釈したことを書きます。

「自分でメシが食える」というのは、箸が使えるとか、茶碗の持ち方とかではないことは分かると思います。
冗談はさておき、
「キャリア教育」という言葉を耳にされたことはありますか?
2006年の教育基本法の改定、2007年の学校教育法の改定により、キャリア教育の法的位置づけがなされました。

では、学校現場では、どう受け止められているでしょうか。

学校には「◯◯教育」というものがたくさん存在します。これは、社会や時代の要請を受け、文部科学省が学校に下ろしてきたものです。
例えば、「環境教育」「国際理解教育」「プログラミング教育」「がん教育」…etc
これら全てに「全体計画」と「指導計画」を整備するようになっています。

でも、実態には形だけなんです。

これだけ「◯◯教育」がたくさんある中、「キャリア教育」も並列に扱われているのが現状です。
しかし、「キャリア教育」は教育の目標の1つであり、学校教育の根幹の1つであると言っても過言ではありません。

学校は、子供たちに「キャリアを形成させ、学校から社会や職業への円滑な移行」をさせなくてはなりません。
そのために、幼児期から高等教育まで、発達の段階に応じて「キャリア発達」を促す教育をする必要があるのです。
「キャリア教育」=「職場体験」という狭い捉え方から脱却しないといけないのです。

さて、なぜ「キャリア教育」が必要かという話をします。

非正規雇用率 約38%
無業者      約63万人
3年以内の早期離職    高卒4割、短大卒4割、大卒3割

という現状です。

これは産業構造の変化もありますが、若者の「社会的・職業的自立に向けた課題」もあります。
具体的には、「職業観の未熟さ」「コミュニケーション能力の低下」などです。

ですから、しっかりとした「キャリア教育」を行わなければ、我が子を「自分でメシが食える」大人にすることができないのです。
ガリ勉をして「いい高校」「いい大学」に入れば、「いい会社」に入れて、「いい人生」を送れるという正解は過去の話です。
21世紀を生きる私たちの考え方を変えなければ、人生を豊かに過ごせなるどころか、メシを食うことすら危ぶまれます。



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