2018年04月18日

これからの子供たちに必要な力は「情報編集力」


(藤原和博氏の夏季研修会より)

「21世紀の成熟社会」を生きる子供たちに、どのような力を付けることが必要でしょうか。

「20世紀の成長社会」においては、速く正確に答えを出す《情報処理力》が求められました。ようするに、《頭の回転の良さ》です。もちろん、この力は今でもこれからも必要で、小学校の学習の9割はこの力を付けています。

ところが、正解を速く見つけることは、コンピューターやAIには叶いません。ですから、情報処理だけの仕事は、将来的にAIに取って代わられる可能性があります。

「21世紀の成熟社会」においては正解のない問題に対して『納得解』を作り出す《情報編集力》が求められます。自分と他者の脳をつなげ、新しい価値を生み出したり、今までにないものを作り出したりする《頭の柔らかさ》のことです。

2020年から実施される新しい学習指導要領では、この情報編集力を高めるために、「主体的・対話的で深い学び(アクティブ•ラーニング)」という授業スタイルが取り入れられます。先生が一方的に享受するのではなく、子供たちが考えを出し合い、答えを導き出す授業へと変わるのです。

この情報編集力に特化した学習プログラムが、杉並区立和田中で藤原校長先生が行ってきた『よのなか科』の学習です。
正解が1つではない問題について、ブレーンストーミング、ディベート、ロールプレイングをし、納得解を見つけていく学びです。

社会を見渡すと、答えが1つではないことだらけです。
また、子供たちが将来働く職場では、今ない価値を生み出す必要があります。

藤原先生が行っている講演でやられている
「今この世に存在しないタイヤを考えよう」
「片手で食べられるかき氷を考えよう」
といった発想力を高められるのも『よのなか科』です。

経済の問題、いじめや自殺など社会問題について話し合うのも『よのなか科』です。
『よのなか科』の学習をとおして、子供たちの情報編集力が身に付いていきます。

何度も言いまずが、子供たち生き抜くこれからの社会は、必ずしも正解があるわけではありません。
「多様な答えから1つを選択する」「AもBも正解」「今までにないモノや企画を生み出す」
ということの連続です。そうしたときに、子供たちに必要なのは、《情報編集力》なのです。



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