2018年01月19日
正解主義で子供を育てると……
成熟社会は、正解が1つではない社会です。
具体的な例をあげると、4月に小学校に入学する子供のランドセルの色です。昔は、男子は黒、女子は赤でした。お父さん、お母さんの子供の頃はそうだったはずです。ところが今はどうでしょう?色とりどりのランドセルが売られています。これも正解が1つではないことの例です。
正解主義の時代には、勉強して、いい高校いい大学に入り、いい会社に就職できれば、定年まで勤められ、退職後は盆栽でもやりながら、たまに孫と遊んで……という正解のモデルがありました。
しかし、成熟社会では、正解がありません。
それなのに、正解主義の親の頭で子供に指導しても通用しないのです。
さらに、正解を見つけることだけを子供に強いていたら、社会に出たときに、自分で納得する答えを見つけることができなくなります。
ですから、正解主義で育った大人も、頭を成熟社会に切り替えなくてはなりません。
Posted by nori910 at 23:37│Comments(0)