2018年01月11日
したこと作文も見たこと作文も苦手な子には
「したこと作文」も「見たこと作文」も苦手な子には、新聞の要約をオススメします。
小学生向けの新聞があります。その1つの記事を読んで、要約する練習をするのです。
こうせいは、したこと作文と同じで、
①いつ
②どこで
③だれが
④なにをした
です。
1月10日の新聞には、カヌー選手の薬物問題が報じられていました。
この記事を読んで。①②③④の項目を書き出すのです。
さらに、この記事に対する自分の考えを書けたら良いです。
小学生新聞を取ってなくても、インターネット上には、小学生向けのニュースを見つけることができます。それでも十分です。
Posted by nori910 at
19:14
│Comments(0)
2018年01月10日
活動を好む子は「したこと日記」、じっくりモノを見ることを好む子は「見たこと日記」
日記というとどうしてもしたことを書かなければならないという固定概念があります。
そうなると、冬休みの一行日記に困る子はいないでしょうか?
「何もすることがなかった。」
「昨日と同じ。」
「特になし。」
これは実際の子供の夏冬休みの一行日記の文章です。
何か特別なことをしないと書くことができない子は多いものです。
そういう子は、「見たことを書く」ことをオススメします。
《窓から見た風景》
《猫の観察》
《お母さんの家事の様子》
《雲の形》
《花瓶の話》 etc……
写真に切り取るように、見たものをそのまま書くのです。
そこで工夫をさせたいことが1つあります。
見たことには動きが少ないので、様子を生き生きとさせるために、『オノマトペ』を上手に使うようにします。
オノマトペとは、擬態語や擬音語のことです。
○お母さんが料理をしているときの音
コトコト、ザックザック、ジュワジュワ
○空に見える雲の形状
ふわふわ、もくもく
こういう言葉を効果的に入れさせると、いい文章になります。
Posted by nori910 at
19:37
│Comments(0)
2018年01月09日
子供のタイプによって、書かせることを選ぶ
毎日文章を書かせるといっても、なかなか続くものではありません。
お子さんが「これなら続けて書けそう」というパターンをつかめば、続けて書いていけます。
大きく分けて、次の3つどのパターンが書きやすいでしょう。
①したことを書く
②見たことを書く
③新聞などを読んで感じたことを書く
実は、フェイスブックの投稿などを見ても、たいがいこのような内容が書かれてあり、その人の書きやすい内容というものがあります。
ですから、お子さんにもきっと、書きやすいパターンがあるはずです。
一番ポピュラーなのが、①のしたことです。
毎日続けるためには、長く書こうとしなくていいです。文章構成の形を繰り返し書くことで覚えれば、書く力は自然とついていきます。
①いつ
②どこで
③だれが
④なにをした
これがしっかりかけていれば、1つの文章が完成します。これで1行日記は完成です。
チャレンジとして、
⑤どのように
⑥なぜ
などを盛り込むとよいいい文章になります。
こうして文章の形を覚え、毎日1行日記を書き続けていきましょう。
Posted by nori910 at
20:14
│Comments(0)
2018年01月08日
文章がうまい子は、なぜうまいの。
文章がうまい人は、なぜうまいか。
当たり前のことですが、書き慣れているからです。
ブログにしても、フェイスブックにしても、書き慣れている人の文章は読みやすいです。
そして、書き慣れている人は、書くことを見付けるのが上手です。
一方、書き慣れていない人は、「文章の始めと終わりが一貫していない」「改行などの表記の工夫がない」「書きたいことが多すぎでまとまらない」など、明らかに久しぶりに気張って書いたなぁと分かります。
子供にも同じようなことが言えます。
冬休みになって、久しぶりに絵日記を書こうとしたら、書けないのは当たり前なのです。
普段から、短い文章でもいいから、毎日書き続けることが大切です。
どう書かせるかは、次号で。
Posted by nori910 at
18:11
│Comments(0)
2018年01月07日
書く力を付けるには、相手を意識させる
情報化社会を生き抜くためには、表現する力がとても重要です。
その一つが『書く力』です。
論文などを発表するにしても、自己PRをするにしても、文章を書く力がなければ伝わりません。
そのために大切なのは、「誰に読んでもらう文章なのか」ということをはっきりさせることです。
SNSで何かを書く場合も同様のことが言えます。この文章は誰を意識して書いているのか?
それが明確な文章は読みやすいし、伝わりやすいです。
それは、書き手が意識した相手と、読み手の感性が一致するからです。
そうでない文章は、読んでいても理解できないですし、読んですらもらえないかもしれません。
それでは、子供たちにどのように書かせればいいのでしょうか?
そのヒントは、1年生が書く「せんせい、あのね」という短い作文にあります。
『せんせい、あのね。きのう、あさがおが1つさいたよ。きれいだったよ。』
この文章は間違いなく、先生に伝えたい文章です。これと同じように、誰に対して書くのかをハッキリさせて書かせればいいのです。
具体的には、「お母さんに教えてちょうだい」とか「単身赴任のお父さんに手紙を書くように書いてごらん」だとか、設定を明確にすれば、子どもは書きやすくなるのです。
Posted by nori910 at
23:40
│Comments(2)
2018年01月06日
公共のマナーを教えるのも大人のツトメ
観光地や駅、バスや電車は子供連れの親子を多く見かけます。
最近、子供たちの公共のマナーが良くないと思うのは私だけでしょうか?
いや、子供たちのマナーを注意しない親が多いように感じます。
「フードコートで走り回る」「電車の中で大声を出す」「子供同士でじゃれ合って周りに迷惑をかける」
そういう行動を挙げればキリがありません。子供だから、分別がつかないのは当たり前のことです。
だから、そばにいる親が、「それはダメ!」と教えてやらなくてはならないのだと思います。一度で分からなければ、何度でも……。
そうやって、子供は社会のルールやマナーを身につけていくのです。
親が教えられないのであれば、地域の大人など、子供にとってナナメの関係の大人が、教えていく必要があります。
Posted by nori910 at
16:48
│Comments(0)
2018年01月05日
放課後の学びのスタイル
学校以外での学びの場が重要視されています。
どちらかというと「放課後の居場所」に目が向いているようですが、私は「学び」にも目を向けるべきだと思います。
しかしそれは、小学4年生以上の話です。それ以下の子は、たくさん遊ぶことで身につける力があるからです。
小学4年生以上の子供にとって、放課後集まって、単に時間を過ごすことはもったいないです。
個別学習はいいことですが、せっかく複数の子供が集っているのですから、『学び合い』が有効です。
同学年同士の学び合い
上学年が下学年に教える学び合い
教員志望の大学生との学び合い
これらの学びには、対話があります。
それが大切なのです。
Posted by nori910 at
10:05
│Comments(0)
2018年01月04日
季節の習わしを知る
正月三が日を終え、日常の生活に戻りつつあります。
正月はどういう年中行事かということを、知らない子供たちもいます。
そして、正月の習わしの一つ一つに意味があることも知らずにいるのではないでしょうか。
ハロウィンで大騒ぎをしても、日本ならではの年中行事について、もっと知り、それを伝えていくことが、今の時代を生きる者の使命なのではないかと思います。
ですから、子供たちにしっかり教えていくことは大切なことです。
Posted by nori910 at
16:37
│Comments(0)
2018年01月01日
あけましておめでとうございます
ブログを読んでくださっている皆様
あけましておめでとうございます。
今年も
「子供たちに必要な力は何か」
「その力を付けるためにどうすればいいか」
「力を付けるためのセカンドスクールの在り方は」
などについて、基本的に毎日更新していきます。
今年はワンウェイではなく
双方向の交流、グループ交流ができればと考えています。
ご覧いただき感じられたことを受け止め、新たな価値を見つけていきたいと思いますので、ぜひとも、声をおきかせください。
また、お知り合いの方に、同じように考えの方がおられましたら、ぜひブログをご紹介いただければと思います。
今まで以上に読み応えのあるブログを書いていきますので、どうぞよろしくお願いします。
Posted by nori910 at
16:56
│Comments(0)