2018年01月21日

アクティブラーニングは実現するのか



2020年から小学校の新しい学習指導要領が完全実施されます。
そこには、今までの知識詰め込み型の授業から、子供たちが主体的に考える「アクティブラーニング」へと、教え方の転換が示されています。

数年前から、アクティブラーニングという言葉が学校に入ってきて、教師たちは戸惑っています。

『子供たちに考えさせるだけで知識が身につくのか?』
『アクティブって活動すること?』

授業の具体が見えない中、試行錯誤する教師。
活動ありきで、身につけたい力がない。という指摘を受ける授業もあります。

教科書を持って読みながら教室を歩き回る授業をする教師。その光景は、さながら、パックマンのようです。

そういう教師にこそ、よのなか科の授業に取り組んでほしいのです。

アクティブラーニング授業の見本となる「よのなか科」は、主に「考える」手法を養成するプログラムで、「正解」のない成熟社会特有の課題を扱います。ブレスト、ディベートなどのコミュニケーション型グループワークを多用し、ロールプレイやシミュレーションで思考力を駆使して、最後に必ずプレゼンさせることを重視しています。

よのなか科は、子供たちが社会に出たときに必要な思考ツールを身につけることができるのです。  


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2018年01月20日

子供たちの将来の夢〜10年後、その仕事はあるのか?〜



社会が大きく変化し、私達の身の回りの仕事が変わってきています。
昔あった仕事がなくなったり、なかった仕事が生まれたりしています。

昔は駅員が切符を切ってくれましたが、今はほとんどが自動改札です。
反対に、アプリ開発のように、全く新しい仕事も生まれてきています。

2015年に、オックスフォード大学のマイケル・A・オズボーン准教授とカール・ベネディクト・フレイ博士が発表した「雇用の未来」という論文では、今後10年~20年の間に、米国の総雇用者総数のうち約47%の人の仕事10+ 件がコンピュータにとって代わられる可能性が高いと予測しました。

これはアメリカだけの話ではありません。
GUのセルフレジをご存知でしょうか?



商品のかごのまま、BOXに入れると、勝手に精算してくれ、機会にお金を入れるだけで、買い物ができます。

レンタルショップでも、セルフレジは増えています。あと数年でコンビニもセルフになるのではないでしょうか。

こうした社会の変化に対応できる人になるためには、受け身ではなく、主体的によのなかの事柄に関わる資質能力を身につけなければなりません。

だからこそ、よのなか科の学習が必要なのです。
  


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2018年01月19日

正解主義で子供を育てると……



成熟社会は、正解が1つではない社会です。

具体的な例をあげると、4月に小学校に入学する子供のランドセルの色です。昔は、男子は黒、女子は赤でした。お父さん、お母さんの子供の頃はそうだったはずです。ところが今はどうでしょう?色とりどりのランドセルが売られています。これも正解が1つではないことの例です。

正解主義の時代には、勉強して、いい高校いい大学に入り、いい会社に就職できれば、定年まで勤められ、退職後は盆栽でもやりながら、たまに孫と遊んで……という正解のモデルがありました。

しかし、成熟社会では、正解がありません。
それなのに、正解主義の親の頭で子供に指導しても通用しないのです。

さらに、正解を見つけることだけを子供に強いていたら、社会に出たときに、自分で納得する答えを見つけることができなくなります。

ですから、正解主義で育った大人も、頭を成熟社会に切り替えなくてはなりません。

  


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2018年01月18日

学校では、よのなかのことを教えてくれない



藤原先生のよのなか科の授業に、「稼げる大人になろう」というのがあります。

日本で働く人々の時給について、その差を見ていき、その差は何で決まるのか、ということを考えさせます。


(「10年後、君に仕事はあるのか?」より)

この学習では、子供たちに『自らをレアカード化しよう』と伝えます。

学校で、仕事の時給を考えたり、親の源泉徴収票を見せてもらったりする授業が実現できるでしょうか?

「個人情報」とか「親の仕事の格差」とか、触れづらい部分があり、「あえて学校でやらなくても……」と、臭いものに蓋をするように取り上げません。

しかし、高校生になればアルバイトをする子も出てきます。『時給○○円』ということに直面するわけです。就職活動をすれば、否応なしにお金の問題が発生します。

では、こういった「よのなか」のことを、誰が、いつ、どこで、教えればいいのでしょうか?

今40歳以上の大人は、成長社会の中で成人しました。ちょうど子供の親世代です。成長社会ではよのなかの正解が1つだったので、教わらなくても、当たり前として自然に身に付きました。

しかし、成熟社会では正解は1つではありません。だからこそ、社会に出る前に、よのなかのことを学ぶ機会が必要なのです。  


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2018年01月17日

よのなかを知ることは、社会とつながること



『よのなか科』の学習は、「正解が必ずしもひとつではない世の中の問題」を子どもたちと考える学びです。『よのなか科』という取り組みが話題になりました。黒か白か、○か×かではない、世の中の仕組みやそうである理由について、コミュニケーション型の授業を行います。

「教科書に書いてあることだけを勉強していたら、自分と世の中の関わり方や関係性がわからなくなるんです。学校では正解主義で世の中の仕組みを教わるのに、社会に出ると世の中はどうやらそういうことで回っていない。それなら世の中を知る活動を実践しよう、というのが『よのなか科』なんです」と藤原先生はおっしゃいます。

よのなか科では、子どもたちが主体になり、身の回りのさまざまな問題、絶対的な正解を出すのが難しい問題に挑戦していきます。

先生がいて生徒が正解を教わるのではなく、一緒に考えて、ブレストして、自分の意見を出し合って、ディベートして、プレゼンするのが、コミュニケーション型の授業です。

昨日お伝えした、ハンバーガー屋さんをどこに出店するかは、正解が1つではありません。話し合うメンバーの知識や経験をフルに駆使して、みんなが納得できる答えを導き出す出すのです。

こういったよのなかの問題を取り組むことで、正解のない社会で立ち向かい、未来を切り拓いていくスキルを身につけるのです。  


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2018年01月16日

よのなか科は、こんな授業だ!



この記事は、藤原和博氏の「よのなか科」の実践の紹介です。
以下のホームページをもとに作成しています。

「藤原和博のよのなかnet」内にある「よのなか科ワークシート」
http://www.yononaka.net/

元東京都杉並区立和田中学校校長、現奈良市立一条高校校長、藤原和博氏が提唱している「学校で教えられる知識と実際の世の中との架け橋になる授業」のことです。

自分の身近な視点から世界の仕組み、世の中の仕組みなど、 正解が1つではない問題について、他者と脳をつなげ、納得解を導き出します。

よのなか科の代表的な授業が、「ハンバーガー屋さんの店長になってみよう」です。

ハンバーガー屋の店長になって、新店舗をどこに出すかを考え合います。



この問題って正解はないですよね。

自分が納得、かつ、他者が納得する答えを導き出すか………。こういう思考を重ねることで、クリティカルシンキングのスキルが高まります。

朝日新聞の連載で、乃木坂46も、この問題に取り組みました。





  


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2018年01月15日

聞き書きすることで、聞く力が伸びる



きちんと聞くためには、聞いたことを要約して書くことが必要です。

学校の授業の先生の話や、講習会での講師の話など、私たちは、人の話の大事なことをメモすることが多いです。

そういう力を付けるためには、どうすればいいのでしょうか。

このような取組をしている学級もあります。

明日の持ち物は何かを、子供たちに連絡帳に書かせるのです。それも、先生が口頭で話をして、きいたままを書かせるのです。いわゆる、聞き書きです。

担任の先生は、子供が書けるスピードで、はっきり一度だけ言います。

「○も(丸の中に『も』と書く。持ち物のこと)、のり、はさみ、おりがみ10まい。」
「○し(宿題のこと)、お母さんへのインタビュー」

というふうに書かせることで、正確に聞いて書く習慣が付きます。

家でも同じことができます。例えば、「お使いを頼むとき」「お母さんが帰るまでにしておいてほしいことの伝言」など、口で言って、メモを取らせると、聞き書きの力が付きます。  


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2018年01月14日

聞き方の「あいうえお」



人の話を聞くコツがあります。
聞き上手な人は、相手からたくさんの話を聞き出すことができるのです。

いかに相手に気持ちよく話してもらえるかを、「あいうえお」にまとめたものがあります。

あ・・・相手の顔(目)を見て聞く
い・・・一生懸命聞く
う・・・うなずきながら聞く
え・・・笑顔で聞く
お・・・終わりまで聞く

「お」には、《面白がって聞く》《オウム返しして聞く》という言い方もあります。

この聞き方は、子供だけでなく、仕事場でも
ママ共との会話でも、大切にしたいことですね。  


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2018年01月13日

学力の差を生み出す「聞く力」



小学校の低学年のうちは勉強ができていたのに、学年が上がるにつれ、「勉強が分からなくなる」「テストの点数が悪くなった」というお子さんはいませんか?

その原因の1つは、《話を聞く力の弱さ》にあります。

1時間の授業で得られる情報量のほとんどは、先生の話です。その話の内容が聞けるかどうかが学力の鍵です。

音声による情報量は、文字にするとかなりの量になります。そのなかから、大事な情報を聞き取らなくてはなりません。耳から入ってくる言葉を取捨選択する力が必要です。

そして、その前提にあるのは、『集中力』です。話している人(学校であれば先生)の方を見て、聞くことができなくてはなりません。

また、単に音として聞くのではなく、言語として耳に入れなくてはなりません。

聞く力を高めるためには、親子でしっかり会話をすることがベースになります。自分の話を聞いてもらえること、そして、親の話を聞くこと。この基盤がなければ、学校の先生の話を聞くことは容易ではありません。

親ができることは、「子供の話を最後まで聞くこと」です。そしてもう一つは「おもしろい話を子供にすること」です。

親の話がおもしろいと、子供は最後まで聞き入ります。きちんとオチがある話を心掛けると良いです。  


Posted by nori910 at 17:49Comments(0)

2018年01月12日

週に一度は長い日記を


 
縦書きのノートを1冊用意します。
1週間で見開き2ページを使います。

「したこと日記」「見たこと日記」「新聞日記」の1行日記を右のページに書いていきます。

月曜から金曜まで、5行の日記が書かれてあることになります。

時間がある週末に、5つの1行日記の中から、この文章は膨らませて書くことができる1文を選びます。

ノートの左側に、膨らませた日記を書いていくのです。

この利点は、
○毎日無理なく続けることができる
○時間がある週末にじっくり書くことができる
○書くことに困らない
ということです。

日記を書くことが苦手なお子さんは、この1行日記から無理なく始めてみませんか?  


Posted by nori910 at 21:26Comments(0)