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2017年11月17日

情報処理力から情報編集力へ


(藤原和博氏の夏季研修会より)
「情報処理力」と「情報編集力」についてもう少し比較してみます。

「情報処理力」は、読み書きソロバンの基礎学力です。速く正確に答えを出す力で、《頭の回転の良さ》が求められます。もちろん、この力は今でもこれからも必要で、小学校の学習の9割はこの力を付けています。

しかし、正解を速く見つけることは、コンピューターやAIには叶いません。ですから、情報処理だけの仕事は、将来的にAIに取って代わられる可能性があります。

「情報編集力」は、正解のない問題に対して『納得解』を作り出す力です。自分と他者の脳をつなげ、新しい価値を生み出したり、今までにないものを作り出したりする《頭の柔らかさ》が求められます。

2020年から実施される新しい学習指導要領では、この情報編集力を高めるために、アクティブ•ラーニングという授業スタイルが取り入れられます。  


Posted by nori910 at 20:54Comments(0)