2017年11月19日

ロジカルシンキングで複眼思考を鍛える


情報編集力の2つ目は、ロジカルシンキング•リテラシーです。

ロジカルシンキングとは、筋道を立てて論理的に考えることです。学校で算数数学を学ぶのは、論理的に考えるためです。

ロジカルシンキング•リテラシーを身につけることで、子どもは自ら考え、行動する事ができるようになります。
さらに、困難な問題が目の前に立ちはだかったとき、自ら考えようとすることができます。

新しい学習指導要領では、プログラミング教育が取り上げられています。

プログラミング教育も受けることで、ロジカルシンキング•リテラシーを身につけることができます。  


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2017年11月18日

コミュニケーション•リテラシーで他者とつながる


情報編集力の1つ目は
《コミュニケーション•リテラシー》です。

異なる考えをもつ他者と交流するために必要な力です。
その基礎になるのは、国語、英語になります。

国語や英語で身につけた言語能力を活用し、他者とつながることが重要です。
アクティブ•ラーニングを「主体的•対話的で深い学び」と文科省は定義しています。
他者と『対話』することで、自分を高めて行くことが必要です。

コミュニケーション•リテラシーを身につけるためには、ディベートやブレストが有効です。

ディベートで、異なる立場の考えを知ること、自分の考えを相手に伝わるように述べること、そして、両者が納得する解を導き出すことで、コミュニケーション能力が高まります。

ブレストでは、複数の脳と自分の脳がつながり、新しい考えや見方を知ったり、今まで気付かなかったことを生み出したりすることができます。

子ども達は意外とディベートやブレストが好きです。しかし、そういう授業があまり行われていないのが現実です。  


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2017年11月17日

情報処理力から情報編集力へ


(藤原和博氏の夏季研修会より)
「情報処理力」と「情報編集力」についてもう少し比較してみます。

「情報処理力」は、読み書きソロバンの基礎学力です。速く正確に答えを出す力で、《頭の回転の良さ》が求められます。もちろん、この力は今でもこれからも必要で、小学校の学習の9割はこの力を付けています。

しかし、正解を速く見つけることは、コンピューターやAIには叶いません。ですから、情報処理だけの仕事は、将来的にAIに取って代わられる可能性があります。

「情報編集力」は、正解のない問題に対して『納得解』を作り出す力です。自分と他者の脳をつなげ、新しい価値を生み出したり、今までにないものを作り出したりする《頭の柔らかさ》が求められます。

2020年から実施される新しい学習指導要領では、この情報編集力を高めるために、アクティブ•ラーニングという授業スタイルが取り入れられます。  


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2017年11月16日

21世紀は《レゴ型》の学力が必要



正解がある20世紀の成長社会において、必要とされていた学力は、いち早く正解を導き出す力でした。いわゆる「情報処理力」です。
計算問題を速く正確に解くという力です。
これをたとえると《ジグソーパズル型》の学力と言えます。ジグソーパズルには、正解の絵柄があり、それをいかに速くピースを埋めていき完成させるかという遊びですよね。

しかし、正解がない21世紀の成熟社会においては、たくさんの情報をつなげて、みんなが納得する答えを導き出すことが求められます。その力は「情報編集力」です。
ジグソーパズルと対比して遊びで例えると、答えがなく、どんな形にも組み立てることができる、そう、《レゴ型》の学力ということができます。

子ども達にどのような学力を付けなければならないか、お分かりになりましたでしょうか。

「情報編集力」を付けるために、教育も変わっていかなくてはならないのです。
  


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2017年11月15日

成熟社会は、ランドセルの色も自由な時代

未来を生きる子供たちに、どのような力を付けなくてはならないかを述べる前に、これから子供たちが生きる未来(そして現在)はどのような社会なのかを知る必要があります。


(藤原和博氏の夏季研修会より)

20世紀は《成長社会》で、世の中の物事に正解が1つありました。だから、その正解を早く導く力が求められたのです。この時代は【みんな一緒】の時代でした。

ところが、21世紀になり《成熟社会》に突入し、世の中に正解がいくつもあるようになりました。【それぞれ一人一人】の個の時代です。

その違いが分かりやすい例は、ランドセルです。今のお父さん、お母さん世代までのランドセルは、男の子は黒、女の子は赤だったのではないでしょうか?

今はどうでしょう。大手スーパーにいけば24色のランドセルが並んでいます。

そういうことなんです。電話も、一家に1台の黒電話の時代から、一人1台の時代になりました。

今の子供たちはこういう時代を生きていくのです。ですから、私を含め、今の大人が身に付けてきた力とは、別の力が必要だということが分かると思います。  


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2017年11月14日

小1の壁、小4の壁



「小1の壁」「小4の壁」という言葉があります。

就学前に保育所に預けていた母親が、子どもの小学校入学にあたり、今まで通りに働けなくなるというのは、社会の仕組みとしておかしいと思います。

また、学童保育の定員の関係で高学年から退級を余儀なくされる場合もあり、小4の壁と呼ばれているそうです。

母親の仕事のキャリアを活かしながら、子育てができる環境を作っていかなくてはならないと思います。

そのために、子どもを安心して預けられる放課後の学びの場が必要です。  


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2017年11月13日

保護者が学童に求めるものとは

家庭での学習習慣をつけるための自学ノートについて書いてきましたが、実際、働くお母さんにとって、家庭での学習習慣をつけるというとは、非常に難しいです。

学童保育は預かりメインだし.....
私学進学を考えているわけではないので塾はちょっと....
勉強以外の学びもさせたい。
できれば、長時間預かってくれればいいのに。

といった親の願いを叶えるには
学童保育<X<塾
のような場所があればいいのだと思います。



公設の学童の定員がいっぱいになってきて、民間学童ができ始めています。これからは、保護者が学童を選ぶ時代が来るでしょう。
そうなれば、他との差別化を図り、保護者のニーズにあった学童が求められます。  


Posted by nori910 at 20:56Comments(0)

2017年11月12日

やる気がでるメニューで勉強する自学ノート

自学ノートとは、メニューのある家庭学習です。

メニューがあることで、家庭学習を楽しく、そして、マンネリにならずに続けることができます。
そのメニューを組み合わせることで、内容は無限大とまではいきませんが、毎日違った内容の学習ができます。

私の提案する自学ノートの取り組み方は次の通りです。

《自学ノートの基本ルール》
  ・毎日見開き2ページ学習する。
  ・日付、勉強時間、◯日目を書く。
  ・メニュA・B・Cから1つずつ選ぶ。
  ・最後に1行感想を書く。
  ・保護者に1行コメントを書いてもらう。(無理なら、スタンプでもシールでも可)

《自学メニュー》
 【A:日記メニュー】
   文末こだわり日記
   ニュース風日記
   ローマ字日記
   うそんこ日記   etc.

 【B:勉強メニュー】
   漢字を使った短文づくり
   今日の復習
   10回足し算   etc.

 【C:おもしろメニュー】
   言葉の階段
   私の好きな◯◯ベスト5
   先生に一言!
   物語づくり    etc.



書く力をつけるために、必ず日記は書きます。残りは勉強半分、面白いこと半分です。
このCメニューが自学ノートの肝です。
私は、家庭学習は学習の習慣づけだと考えています。
だから、机に向かって集中して何かに取り組むことを大切にしています。

メニューを定期的に変えたり、季節限定メニューを増やしたりすれば、子どもの意欲は更に高まります。

詳しいやり方やメニューについて、ご質問があれば、ぜひコメントいただければと思います。
  


Posted by nori910 at 14:34Comments(0)

2017年11月11日

自学ノートのススメ


ノートでの家庭学習が効果的であると、前回書きました。
しかし、ノートでの自主学習には問題点があります。それは、 

「やることが見つからない」
「やることがマンネリになる」

ことです。子ども達は「何を勉強すればいい」か分からないのです。

毎日、夕飯の献立を考えるお母さんは大変じゃないですか?

それと同じことです。
何もないところから、献立を考えるのは、多くの主婦にとって悩みのタネです。
“もし、食材がきまっていたら”
“もし、いくつかのメニューから選べたら”
夕飯はもっと作りやすいのではないでしょうか。

家庭学習も同じように考えてみるとどうでしょうか。そうです!家庭学習にも《選べる》メニューを作るのです。
詳しいメニューは次号で。  


Posted by nori910 at 16:17Comments(0)

2017年11月10日

大村はま先生の本より ~宿題について~

国語教育の一人者でおられた大村はま先生が、かつての著書「教室をいきいきと」で、宿題について、次のように書かれています。

『宿題というのは、本来、教室の学習のあとに自然発生的に、たとえば学校でグループ活動をしていて、計画的に従ってみんなどんどんやっているのが遅れたり、遅れなくてももう少し十分にしたいとか、うんといいものにしたいとか、そういうことで、課せられたという気持ちなしに家庭で学習する、そういうのが理想的だと思います。課題された、課せられたといったような感じの宿題は、ほんとうの学習にはならないのではないでしょうか。』

発展的な学習はさせたいが、課せられた学習は避けたいと述べられています。
基礎を定着させる学習は本来学校でやるべきとも書かれています。そして、そのことが落ちこぼれをつくると次のように書かれています。

『それ(宿題)が、ぜひしなければならない基礎的な大事なことだったりしますと、やらない子というのはつまり空白ができ、落ちこぼれていくことになるのではないでしょうか。また、やってきたにしても、どういうやり方をしたかということについてはわかりません。』

形だけやってきたという宿題は力が付かず、かえって落ちこぼれをつくる危険性があるとおっしゃっています。

やはり、家庭での学習は、自発的で主体的に学ぶものでなければ、力は付きづらいのです。


  


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